お粥と雑炊 
■お粥と雑炊はどう違うの?

■粥とは

水分を多くして白米を柔らかにたいたもの。半流動食なのです。
古くは今のおこわをめしと言い、めしを、かゆと称し、かゆを汁かゆとも言ったそうです。

■雑炊とは

ご飯に魚介、野菜類を加え、すまし汁やみそ味でさらりと炊き上げたもの。
「おじや」というのは「ぞうすい」のことで、昔、宮中での女房詞だったそうです。
元来、ごはんの量を水で増すことを目的としたところから、「増水」と言う字が当てられ、その後、雑穀や魚介、野菜などを入れたところから「雑炊」となったと言われています。

■粥と雑炊は親戚関係

かゆは米から炊きますが、ぞうすいは出来上がったご飯を使います。
雑炊は粥の一種ともいえるので親戚関係にありますね。

■美味しい雑炊を作るコツ

・ごはんは、茶碗一杯分が一人前。
・冷や飯を使う時には、水で洗ってかたまりをほぐし水気を切ってから使います。
・ごはんが熱くなる程度で火からおろすくらいがちょうど良く、長く煮ないこと。
・火加減は中火で。
・粘りを出さずにさらっとたき上げることが美味しい雑炊のコツなのです。

■粥は一般には、幼児や病人の食事として用いられますが、行事食としては1月7日に食べる七草粥、1月15日に食べる小豆粥などがあります。

■粥の濃さは米と水の割合によってきまります。
■ 全粥・・・・・米1:水5  (20%粥)
■ 7分粥・・・・米1:水7  (15%粥)
■ 5分粥・・・・米1:水10 (10%粥)
■ 3分粥・・・・米1:水15 (6%粥)
■いろいろなお粥
卵黄粥 熱いお粥に新鮮な卵黄を落とし、醤油で味を調える
さしみ粥 新鮮な白身魚をそぎ切りにして、醤油少々を振りかけて約15分ほどおく。茶碗に熱いかゆを半分ほど盛り、刺身を乗せ、上に粥を盛り、海苔を振る。
牛乳粥 全粥を普通に炊き最後に温めた牛乳を入れて、塩、砂糖少々で味付けする。
パン粥 トーストした食パンをさいの目にきり、鍋に牛乳とパンを入れて火にかける。沸騰寸前に火から下ろし塩、砂糖少々で味付けする。
チーズ粥 お粥が炊きあがる直前に薄くさいの目に切ったチーズを入れて、さらに5分ほど煮る。塩で味を補う。
茶粥 粥を炊いている途中で袋に入れたほうじ茶を入れ5〜6分煮て取りだし後は普通に炊きあげます。塩味にする。
他に白粥に薄く葛餡をかける「あんかけ粥」や
サツマイモを入れる「芋粥」などがあります。